RPR工法( IH被膜除去 )
RPR工法とは、IH(電磁誘導加熱)の原理を利用した装置『RPRシステム』を使用した環境に優しい被膜除去工法です。従来工法と比較して、低騒音・低粉じん・廃棄物削減・工期短縮を可能とし、主に有害物質の除去や厚膜のライニングの除去に効果を発揮します。
RPRシステムカタログ・・・download
※1 剥離したい箇所の被膜上に誘導ヘッドを通します。
※2 被膜が浮き上がるのでスクレーバー等で軽くケレンを行い、剥離の完了です。
廃棄物削減
RPR工法は騒音もほとんどない(60db程度)ので、周囲に住宅などが近接する現場などで、騒音期間を減らすことができ、近接した他工法や他業種との同時作業が可能な為、工期の短縮によるコスト削減も期待できます。
機械装置概略図
RPR装置基本構成
- メインユニット
- 延長ケーブル
- コンデンサー
- トランスユニット
- 誘導ヘッド
《 周辺機器 》冷却システム 水タンク(200~500L程度)/ 高圧ポンプ / 冷却水冷却装置
《 使用電源 》 RPR用 400V / 冷却装置用 200V / 高圧ポンプ用 100V
各種試験施工
- 鋼材への熱影響確認試験
- 施工時の鋼材温度計測試験
- 再塗装後、剥離面裏面付着力試験
- PCB成分無飛散検証試験
施工実績
- 関門自動車道 関門橋・・・・約25,000㎡
- 沖縄自動車道 許田高架橋・・約3,500㎡
- 北陸自動車道 早月川橋・・・約4,000㎡
- 中央自動車道 天竜川橋・・・約1,800㎡
- 中国自動車道 市川橋・・・・約1,000㎡
- 広島ガス(株) 桟橋鋼管杭防蝕被膜除去
・・・H29年/10本、H30年/8本
その他 水力発電所・タンク等